Seven's"S"

1988年生まれのサラリーマン!ここでは、仕事術や投資・ニュースなどについて記載します!子育てや社労士関係のブログもやっています♪

「で、あれどうなの?」は言わせないで!そして、言わせないぞ!

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こんにちは。よぷぷです。

仕事をしていて言われたことが多いセリフとして、「で、あれどうなの?」と上司から確認を取られることがあるかと思います。

 

今日は、このセリフを封印する術を提案したいと思います。 

ボスも人間!不安なのです

結論としては、このセリフは、「まだなの?ていうか不安だから進捗具合でも教えて」の略語です。

 

偉そうに言っていますが、私は1年目のときに「ほんでお前、いつできんねん!」とド直球に怒られました。

当時は、そんなに怒らなくても確認すれば良いのになぁ。。程度にしか思っていませんでした。

 

翻って、私も部下を持つとしょっちゅう言っています。

もちろん、言葉や態度を変えてはいますが、結局同じことを言っています。笑

 

結局、仕事をアサインしている側としては、不安なのです。 

心境としては、以下のとおりです。(ちなみに、これが1~10秒くらいの間に繰り広げられています。)

締め切りはある。迫っている。

そして、自分のTo Doリストも増え続ける。

しかし、タスクをアサインしても消化されているのか分からない。

 

・・・え?手伝うの?間に合うの?炎上してないよね?確かに状況知らない。何をしているんだろうか。まさか、進捗なしなんてね。今、相談も受けているし、聞くしかないよね。

「で、あれどうなの?」

これです。

部下は大変!でも。。

 だからといって、何でも相談に来る人もいます。

もちろん、本人はそうは思ってませんが、そこまで聞かれるとこっちもシンドイよなぁ。。ということが多々あります。(これはまた、次回に。。)

ところで、部下と上司。どちらが大変なのでしょうか?

結論としては、どちらも大変でしょう。ですが、このポイントについて、少し考えてみる必要があります。

メンバーサイド

部下は、上司の指示に応えつつ、自分のタスクもこなしていかなければなりませんし、時にはイチからやり直しが入るときもあるでしょう。

この部下の大変さは、仕事の難易度云々よりも、どちらかと言えば、「いつ上司から新規の指示が来るか分からない。」というところに行き着きそうです。

 

自由度が低い状態にあると言えます。

ボスサイド

一方、上司はどうなのでしょうか?

上司は、普段何もしていないような人であっても上司として存在しています。

むしろ何もしていないというのは、優秀な証拠かもしれません。

 

なぜか?

私も、ランクが上がるにつれ痛感しますが、ボス側になればなるほど、「自分がやったほうが早いけれど、それでは圧倒的に時間が足りない」という事態が起こります。

 

メンバーで優秀だったのに、ボスになると並かそれ以下になる人をよく見かけます。

会議に出れば、その分、仕事に取り組む時間が制限されます。にも関わらず、自分で取り組もうとすると、当然、時間が足りない事態に陥ります。

 

そこで、仕事を細分化します。

細分化したタスクを部下に配分して、残りを自分でこなす形にして仕事を完成させていきます。

まさに、製品を完成させる工程に似通っています。

 

上司は、時間の制約云々よりも、「より適切にタスクを完了する」というところに重心を置いて仕事をしていると言えます。

 

それは、とどの詰まり、必要なところに時間や人員などの資源を割いていくということです。

これが、私から見た真実と言えます。

「どうなの?」を言われない早技!

これまでの内容から整理すると、ボスは

  1. 不安で現況の把握をしたい
  2. タスクの完了に必要な資源の確保をしたい

この2点から、確認として「どうなの?」と聞いてきます。

 

では、明日からできる対策としては、状況の確認と完成までにどれくらいの工程が必要か?ということが提示できれば問題ないということです。

 

具体的には、To Doリストの作成。

ですが、そこにややエッセンスを加えましょう。

リストの作成に、ボスを引き込みましょう。

 

やり方は、ごく簡単です。

  1. 指示されたら、その内容をメモをとって、そこから必要な工程を書き出します。
  2. 指示が終わったら、「これで問題ないか?」の質問を経て、仕事に取り組みます。

これだけで、必要な工程を一緒に確認できますし、そこで、記載したリストを基に必要なリソースの割当が想定できます。

 

これだけで十分工程の全景が見渡せますし、定期的に、あるいは、工程終了ごとにボスに提示するだけで、あのセリフを言わせないことができます。

ボスを擁護するわけではありません。

むしろ、当ブログは私のようにド直球に怒られている方に向けたものです。

今、メンバーで辛い思いをされている方も、「あぁ、ボスも結局は不安なんだな。少し手伝ってやるか。」くらいに思っていただければ、幸いです。

 

ただ、あのセリフはなかなか不安にならないと出ないというのも事実です。

 

それを知っていただいて、対策を取ってもらえたらなぁ。。と思います。